2016年8月 4日 (木)

川崎:湘南戦観戦記 2016.07.30

ハードワークのチームを相手にアウェイ戦を如何に戦うか、今後を占う一戦だ。相変わらずプレッシャーがきついが、後半15分までに3点をもぎ取り楽勝ムードが漂う。ところが、3点目の直後に湘南の速攻について行けず、1点を失うと、試合は俄然白熱化してしまった。特に残り15分はアップアップの状態で45分にはFKからアンドレ・バイアに一発をくらい、1点差に迫られると云うドタバタ劇だ。
蹴り返したボールがことごとく相手方に収まってしまうのだから、始末が悪い。ロスタイム6分の表示にどよめきが起こるも、何とか逃げ切って勝ち点3は確保したが・・・

川崎の3点は「大技」によるものばかり。先ずは車屋の先制点はペナルティエリア奥深くに切れ込み自ら決めたもの。2点目は憲剛のロング・スルーパスが通り車屋の絶妙のクロスに大久保が突っ込んだもの。大久保自身もゴールマウスに吸い込まれてしまったが、素晴らしい得点だった。3点目はCKから小林が頭で叩き付けたもの。パス回しを基本としながらも要所では大技が必要だ、と痛感した。
気になったのはエウシーニョが万全でなかった事。早々に交代させるべきではなかったか。追撃を許した最初の得点もエウシーニョが追走できなかった事が遠因と思われる。

2016年7月27日 (水)

川崎:FC東京戦観戦記 2016.07.23

このところナイターの観戦は控えているが、30分早いキックオフで多摩川クラシコとなれば行かざるを得ない。結果は終盤に決勝点をもぎ取り、勝ち点3を手にしたが、けして楽な展開ではなかった。憲剛が復帰し、試合を優位に進めるも決定打が出ず、ポストとバーに3本も阻まれる、とあっては前シーズンまでなら厭な予感のする展開だ。好調の波に乗っているのか、地力がついたのか。サポーターとしては後者と信じたい。その一番の功労者はGKチョンソンリョンだ。後半20分、ちょっとした油断からムリキに抜け出されGKと1対1の大ピンチ、これを右手の先でぎりぎり凌いで、終盤の決勝点につなげた。陰の立役者と云えよう。前シーズンまでなら相手カウンター1本にやられ、こちらが押して入る試合を落としてしまったケースだ。

2016年5月31日 (火)

川崎:磐田戦観戦記 2016.05.29

すっかりJ1慣れし、勢いが出てきた磐田を迎えての一戦は難しい試合になるだろう、と予想はしていたが、ここまで難しくなるとは思わなかった。相手オウンゴールによるものとは云え、終了間際の得点は、勝ち点3に直結しただけに貴重だ。

但し、新潟戦のように引き分けに終わる事もあるので、もう一つ引き出しが欲しい、と思った。尚、試合前、景気づけに日本ダービーに参戦したが、こちらは掠りもせず。逆に取れていたら、磐田戦は負けていたかも知れない。

2016年5月 7日 (土)

川崎:仙台戦観戦記 2016.05.04

ホームに仙台を迎えての一戦は痛恨のドローに終わった。選手もベンチもサポーターもいらいらがつのった試合だった。湘南戦、仙台戦と下位に低迷するチームを相手にホームでドローとは、情けない限りだ。優勝する為には取りこぼしは許されないはずなのに。。。

何かが足りない。失点の場面は仙台のヒールによるパス1本で崩されたもの。失点よりも得点の形が出来ていなかったように思われた。前半から意思疎通を欠き、虚しくゴールラインを通過したパスや相手に読まれたパスが目立った。大久保も目立たなかったし、憲剛のプレーにも切れが乏しかった。相手のプレッシャーがきつかったのか。同行者は、谷口のところでパスが回らないからだ、との説を唱える。自信を失っているようだ、とも。先発から外し、サッカー脳を休めたらどうか、の案。筆者も賛成であるが、次節の柏戦にエドゥアルドが出られないので、CBで使わざるをえないだろう。気分転換でもして貰いたいものだ。

2016年4月26日 (火)

川崎:浦和戦観戦記 2016.04.24

アウェイ東京戦で逆転勝し勢いに乗るフロンターレ。ホームに浦和を迎えての一戦は勝ち点3を奪って首位固めをしたいところだが、力負けであった。

相手シュートがポストやバーに当たる幸運もあったが、守備陣はよく頑張って1失点に抑えたと思う。2失点は覚悟の相手だ。

攻撃陣は決定機を3、4発外し、詰めの悪さを露呈した。大久保も目立たなかった。前半は意思疎通を欠くパスが目立ち、後半は相手に読まれてカットされるパスが目立った。終盤、ロングボールで打開しようとしたが、ことごとく弾き返されてしまった。

一言で云えば相手のゲームプランにうまく嵌められたと云うこと。選手起用も作戦も相手のいやがること、意表をつくことが必要だが、一本調子の川崎に器用さを求めても無理と云うもの。
浦和もポカが多いチームなので、次戦以降着実に勝ち点を積み上げて行けば、結果は付いてくると思うので、頑張って貰いたいものだ。

2016年4月17日 (日)

川崎:鳥栖戦観戦記 2016.04.10

次節のアウェイ、FC東京戦の結果が出ている時点での記事掲載はいささか気が引けるが、雑事に忙殺されていたためであり、お許し願いたい。(尚、東京戦は、残念ながら所用により観戦できず)

湘南戦同様、前線から激しくプレッシャーを掛けてくるハードワークのチームとの対戦は難しい試合になると予想されたが、全くその通りの展開で、前半のシュート数は鳥栖側の半分程度であった。最大の危機は後半20分あたりにカウンターを喰らいGKと1対1になった場面であったが、ここはソンリョンが体を張って前へ出て防いだ。このあたりが昨シーズンまでと違うところか。粘り強い守備に対し、最後にサッカーの神様がご褒美をくれたようだ。直前に幻のゴールがあったが、ラストプレーの速攻から劇的な大久保のゴールが決まりスタンドは歓喜の渦となった。大久保のポジショニングと決め手は流石だが、正確なクロスを入れた小林悠のプレーも大久保のプレーと同様に賞賛されるべきであろう。縦パスを受けてからの動きが素晴らしかった。

2016年3月 7日 (月)

川崎:湘南戦観戦記 2016.03.05

ホーム開幕戦、前節の投稿で予言した訳ではないが、湘南のハードワークに 手こずり、守備の破綻を招き、残念ながら引き分けに終わった。 乱打戦はそれなりに楽しめ、ロスタイムで追い付いた時はほっとしたが、 冷静に考えれば、勝ち点3を取るべき試合であった。守備の破綻をゆっくり 検証し、立て直して貰いたいものだ。

前節終了後、マスコミでは川崎の進化、すなわち守備への意識向上の成果と しての「連動」を称える論評が目立ったが、この試合をみる限りでは、志し 半ば、と云ったところだ。前節の好結果を「春の夢」に終わらせないように 願いたい。

試合の流れとしては、大久保の先制点の後の好機に追加点が奪えなかった事、 同点に追い付かれた場面(オウンゴール)での微妙な判定、最初と3回目の 勝ち越し点を許した時の守備への切り替えの遅れ、2回目の勝ち越し点をCK から1発で決められた際のマークの甘さ、後半開始の自軍の時間帯に決め切れ なかったこと等が響いたように思う。

守備の見直しに関して云えば、大島、憲剛の攻撃的なボランチ2枚を続ける かどうか、が鍵であると思う。大島はスパーサブ的な位置づけにして、原川 を守備的ボランチとして鍛える事が近道のような気がしてならない。

2016年3月 2日 (水)

川崎:広島戦TV観戦記 2016.02.27

待望の開幕戦。毎シーズン同じ事を言っているようだが、どんなチームに進化しているのか、楽しみである。先発はCBに奈良を起用の他、攻撃的MFは筆者の予想とは違い、右に森谷、左に狩野の起用。GKは新加入のチョンソンリョンで長年の懸案事項が解消するかどうか。2トップの大久保、小林悠は予想通り。

総論としては互格の展開だった。大きなピンチはCKのサインプレーから放った佐藤のシュートと、中盤でボールを奪われ、ミキッチがフリーで入れたクロスに柴崎が合わせたシュートの2本だったように思う。前者はBK陣が体を張って止め、後者は柴崎がバーの上に外してくれた。逆にチャンスはこちらも中盤で奪ったボールを左に回し、狩野に代わって入った中野がクロスを入れた場面で、小林悠がしっかり決めてくれた。互いに中盤で奪われたボールに対し、守備への切り替えが遅れた感があるが、決め切れたフロンターレに凱歌が上がった。

川崎は新GKを中心に守備が組織的になったように思われた。GKに安定感がみられるのは大きい。(もっと早くGKを強化すればよかったのに、と云いたくなるが・・・)只、安心するのは早いと思う。次節のホーム開幕戦の湘南相手にどんな戦い方をするかをみてから評価するのも遅くはないだろう。FC東京が圧倒的に押し込みながら、大宮の一発に泣かされたが、昨シーズンまで下位チームに取りこぼすことが多かった川崎が、がっちり守り、運動量の豊富な下位チームを確実に仕留める事が出来るかどうか、今から楽しみである。

2015年11月24日 (火)

川崎:仙台戦観戦記 2015.11.22

天皇杯も敗退し、またCS出場の可能性もないため、今シーズン最後の公式戦だ。

大久保のミドル・シュートが決まり、勝利で終わる事が出来て、先ずは目出度し。相手の仙台も降格を免れており、実態は消化試合とも云えるが、やはり勝利は嬉しいものだ。 大久保の3年連続得点王も喜ばしい事だが、やはり個人のタイトルよりもチームのタイトルを祝いたいものだ。サッカーファンの集まる酒場で他チームのサポーターから、「川崎は無冠が似合う」 とか云われ、むかつく日々が何時まで続くのだろうか。

タイトルを取るには、パスサッカー以外の攻撃オプションが必要だ。この試合でもゴール前を固められた局面では、パスはつながるが、ブロックの周りで遊んでいるだけで、得点の臭いがしなかった。大久保の得点の直前に中野が一人で突破して行ったが、 膠着状態ではドリブル突破も有力な武器である。まさかドリブルを止められている訳ではないと思う が、中野は図太くもっとドリブル突破のチャレンジをすべきであろう。杉本の高さの活かし 方も考えたいところだ。アーリー・クロスやCK、FKからの得点も増やす必要がある。

憲剛と大島のダブルのゲームメーカーは相手に的を絞らせない効果はあるが、攻撃に向かって行った時のリスク管理の面では、守備的なボランチとの組合せが必要ではないか。 GKの補強やBKとの連携など守備面では課題が山積みである。失点48では優勝は難しいだろう。広島の30と比べ1試合当たり1点も多い。来シーズンは30点台を目指して貰い たいものだ。

2015年11月17日 (火)

天皇杯4回戦川崎:G大阪戦TV観戦記 2015.11.15

報告の機会を逸してしまったが、W杯ロシア大会アジア2次予選のシンガポール戦も TV観戦した。

ホームでスコアレス・ドローの相手。勝つ事が義務づけられ、やり にくいところもあったと思うが、勝ち点3を奪えて先ずは一安心と云ったところだ。シンガポールには失礼な言い方だが、1トップの金崎とゲームメーカーの柏木の力を試す絶好の機会でもあった。金崎の先制弾に対する評価が高いようだが、相手CBの適応力を考えれば、素直には喜べないだろう。ゴール前で前を向いて楽にコントロールし、シュートが打てる機会など、上のレベルでは滅多に訪れないだろう。しかも相手CBはシュートコースに体を入れないで避けていたように見えた。とは云え、外さなかったところは評価できる。

さて、G大阪戦。悲願の1冠に向けて、負けられない一戦であったが、完敗であった。

G大阪の前線からのプレスが厳しく防戦一方の展開が続く中、何とか失点せずに堪える。 皮肉な事に相手のプレスが緩んで、攻勢に出たところで失点してしまった。 後半早々に倉田に追加点を決められた後は守備陣形を固められてしまった。1点目はパトリック、2点目は倉田のドリブルを止められなかった個の力の優劣が直接の原因だが、意識を含め攻撃から守備への切り替えが不十分なのだと思う。 解説者も、「攻めた時のリスク管理」を強調していた。ついでながら、解説者は、「 G大阪はGKからのフィードが攻撃の起点になるが、そこが川崎との違いだ」とGKの力の差異を指摘していた。的を得た指摘を風間監督やフロントに聞かせてやりたい と思った。

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