川崎:鹿島戦DAZN観戦記 2025.05.11
鬼木前監督の栄転先(?)との戦の舞台は国立競技場。5連勝中で首位に立つ鹿島とACLE
準優勝の川崎の対戦だけに注目度は高い。フロンターレはACLE決勝戦で負傷した三浦に替
って佐々木が左SBに入り、右SBは際、両CBは高井と丸山で不動。ボランチは河原、山本、
2列目が伊藤、大関、マルシーニョで1トップがエリソンでスタート。幸先よく、山本のCK
をニアにうまく抜け出した佐々木が仕留めて先制した。その後も攻勢に出たが2度の決定機を
マルシーニョと大関が外し追加点を奪えず。このまま前半が終わるかと思われたが、終了間際
に左右に振られ、舩橋にに同点弾を決められてしまった。大関がブロックに入ったがかわされ
たのが痛かった。舩橋の技を褒めるべきかも知れない。後半は鹿島も盛り返し川崎陣内での攻
防が多くなった。中頃に鹿島の点取り屋レオセアラが負傷退場し替わりに田川が入った。フロ
ンターレが攻め上ったところ、鹿島の右サイドで細かいパスを回され最後は田川にパスが通り
抜け出されGK山口が前に出るも勝ち越し点を決められてしまった。急遽入った田川のマーク
が甘かったようだ。或いは田川の意外性にやられたのかも知れないが、更に松村にも抜け出さ
れた場面もあったので、守備体制の点検が必要であろう。終盤攻勢に出て山田のバーを叩く惜
しいシュートもあったが、逃げ切られてしまった。