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2019年1月

2019年1月30日 (水)

アジア杯準決勝イラン戦TV観戦記 2019.01.28

ベスト4には日本の他カタール、UAE、イランの中東の3ヵ国が残った。

UAEは開催国、カタールは次回W杯開催国とはいえ、それぞれがオースト

ラリア、韓国といった強豪国を破って上ってきた。準決勝の対戦相手のイラ

ンは世界ランキング29位で、フィジカル、テクニックともに優れ、組織力

を武器とするランキング50位の日本とは現段階で互角か、少し上と思われ

る。5戦無失点で守備力も安定している。

立上り日本が攻勢に出たが、15分過ぎあたりから、イランの時間帯となり

前半を終了。後半も出だしからイランが攻勢に出て、いきなりペナルティ・

エリアの左手前でFKを与えてしまった。この場面は日本が守り切ったが、

この時のファールの判定が試合を左右することになるとは、敵味方ともに知

る由もなかった。イラン側のアーリークロスが酒井の左手に当り、ゴールラ

インを割り、一旦はCKの判定が出されたが、イラン選手のアッピールの最

中に判定が覆り、酒井のハンドがコールされ、おまけにイエローカードまで

出された。左手は体に密着してしていたので、微妙な判定であった。イラン

の選手達のアッピールにより判定が変わったのかどうか定かではないが、イ

ランの選手達には、アッピールが成功したものと意識の中に刷り込まれてし

しまったのではなかろうか。

10分後、今度はイラン・サイドのペナルティ・エリアの左手前、先ほどの

酒井のファールの位置よりはゴールに近いところで南野が倒されると、ファ

ールの笛は吹かれていないにもかかわらず、イランの選手がもの凄い勢いで

主審の方へすっ飛んでいった。観ている方には何が起きたか分からなかった

が、ファールでないことをアッピールしに行ったのであろう。南野が直ぐに

立上りコーナー付近のボールを拾って攻撃態勢に入る。それに気づいたイラ

ンの選手達がプレーに戻るが、守備体型が整わないうちに、南野が3人いた

BK陣の頭を越える絶妙のクロスを上げ、走り込んだ大迫がぴたりと合わせ

て先制点をもぎ取った。僅かな隙を突いた見事な連携プレーであったが、点

が入る時はこんなものか、との感想を抱いた。イラン選手達が「笛が鳴るま

でプレーを続ける」との基本忘れ、「ファールでない」とのアッピールに走っ

たのは、後半開始直後の酒井のハンドに対するアッピールの成功体験がもた

らしたものと思われる。

この物語は更に10分後へと続く。今大会不調(と思われた)の南野だが、

(自らの得点ではなかったが)先制点に絡む活躍で生き返ったようだ。前線

で動き回り、相手ペナルティ・エリア内でマイナス気味のパスを送ったとこ

ろ、イランのBKの手に当りPKの判定が出た。TVでは見過ごしてしまっ

た瞬間だったが、リプレーで観るとイランの選手の左手に当っており、南野

もハンドをアッピールしていた。VARで確認するも判定は覆らず、大迫が

追加点を確実に決めた。オマーン戦での長友の手に触れたプレーがお咎めな

しに終わったように、このケースも微妙であった。酒井のハンドに対しイエ

ローまで出した手前、主審としてはファールを取らざるを得なかったのでは

なかろうか。

3:0の結果以上に接戦だったが、酒井のハンドに対する判定がイランの選

手と主審自身に与えた心理的な影響、これが勝負の分かれ目になったような

気がしてならない。ファールの笛が吹かれていないのにもかかわらず、イラ

ンの選手達が何故、「ファールでない」とのアッピールに飛んで行ったのか、

南野のパスがイランのBKの左手に当った微妙なプレーで、何故PKを取ら

ざるを得なかったのか、両者とも酒井のハンドの判定に起因していると思わ

ざるをえない。それにしても、ファールの笛が吹かれていないのにもかかわ

らず、「ファールでない」とすっ飛んで行ったイランの選手達のプレーは滑

稽であった。今大会の「珍プレー」の筆頭に上げられであろう。

(追記)

試合後の選手インタビューで、「大迫選手が出てきてやりやすかったか?」と

の質問が発せられたが、選手にこのような質問をすべきではないと思う。場

合によってはチームワークを乱し兼ねない、と思うがどうだろうか。

 

2019年1月28日 (月)

アジア杯準々決勝ベトナム戦TV観戦記 2019.01.24

もたもたしていたら、準決勝の日になってしまった。ベトナムがこんなに

強いとは夢にも思わなかった。結果はVAR判定によるPKの得点を守り

きっての勝利であった。どんなチームでもゴール前を固められると厳しい

ものがあるが、1トップの北川とトップ下の南野の調子が上がらなかった

ので、なおさら苦戦したように見受けられた。北川は1トップの選手とし

て使うよりも、2トップの時のシャドウの選手かも知れない。南野は今大

回を通じて不調のようだ。1発決まれば盛り返すと思うが、その機会がく

るかどうか心配だ。準決勝の相手イランは強敵だ。例によってマスコミは

「優勝まであと2試合」とか当たり前のこと云って騒いでいるが、監督や

選手は浮かれていないのが良い。何とも予想しがたい試合だ。

2019年1月23日 (水)

アジア杯決勝T、1回戦サウジアラビア戦TV観戦記 2019.01.21

1:0の薄氷を踏むような勝利だった。勝因は「耐えるべき時はしっかり耐

える」との方針が徹底していたことである。格下チームと対戦する時とは違

った戦い方が功を奏したが、それにしても耐える時間が長すぎ、破綻寸前で

あった。ボール保持率23.7%で勝てたのは奇跡的である。日本側のボール

になった際、カウンター攻撃に拘り前線にボールを送ったが、ほとんどがつ

ながらずに波状攻撃を許す羽目になった。大迫が出てポストプレーが機能し

ていたらもう少し改善していたかも知れないが、ない物ねだりなので、ゲー

リーダーが流れを読んで、キープの時間を長くするように仕向けるべきだ。

(キャプテンは吉田だが、この役割はボランチかトップ下の選手が望ましい)

前回の投稿で、「このような場合にしばしばみられる劣勢チームの1発」と書

いたが、まさにこの試合の唯一の得点は、劣勢の日本側が得た最初のセット

プレーであるCKから生まれた冨安の1発であった。印象に残ったのはBK

吉田の顔面ブロックだ。しかも直ぐに立ち上がった。二人のBKにあっ晴れ。

この試合、予選ラウンドと違ってファールの判定は日本側に厳しいように感

じられたが、今後も判定にはバラつきがあると思う。冷静に対処して欲しい。

2019年1月21日 (月)

アジア杯予選ラウンドTV観戦記(雑感)

アジア杯が始まった。予選ラウンドの3戦ともTV観戦した。結果は

トルクメニスタン戦3:2、オマーン戦1:0、ウズベキスタン戦2:1

の3戦全勝であったが、格下チーム相手に苦戦した。守備面で課題が残る。

以下気づいた点を上げてみたい。

第1戦は前半中央突破に拘り、攻めあぐんだ。このような場合にしばしばみら

れる劣勢チームの1発、ミドル・シュートを決められ先制を許してしまった。

後半、左右に振る攻撃が功を奏し、また相手の緩みもあり3:1と逆転した。

ところが、その後がいけない。CBKの間を割られ1点差に詰め寄られドタバ

タしてしまった。結果、大迫を途中で替えて休ませることが出来なかった。

2戦目はペナルティ・エリ近くでセカンドボールを拾えない展開が続き、攻め

あぐんだが、前半半ばに零れ球に突っ込んだ原口がファールを貰い、PKを得

て先制。これが決勝点となった。Pエリアの内か外かの判定は微妙だった。

逆に日本側のPエリア内でボールが長友の左手に触れた際はお咎めなしであ

った。判定によってはPKかも知れない。ゴールに近い方の右手に当たってい

たら間違いなくPK献上だったと思う。ラッキーな判定であった。相手のカウ

ンター攻撃で裏を取られ、あわやゴールと云う場面もあったが、何とか逃げ切

ることができた。

メンバーを大幅に入れ替えて臨んだ3戦目は又も先制された。牧野が前線で

ショムロドフにタックルしたがかわされ後追いの形になり、カバーした三浦も

切替され、僅かな隙間からシュートを決められてしまった。この試合は中盤で

当りに行ってかわされる場面が多かったし、後ろから追って相手をつかむケー

すも多々みられた。イエローすれすれのプレーでひやひやした。ブロックの外

側を意図的に回させる位の余裕が欲しい。この試合、前半終了間際に室屋のク

ロスを武藤が頭で合わせ前半のうちに同点にしたのは大きかった。後半の決勝

点は塩谷の鮮やかなミドルが決まったが、この場面も微妙だった。相手Pエリ

ア内に選手が一人倒れていたので、ゲームを止められてもおかしくなかった。

全般的に微妙な判定が日本側にとって有利に働いたが、「つきも実力のうち」と

思って、ボランチとの連携も含めた守備陣の立て直しを図り、決勝ラウンドに

臨んで貰いたいものだ。

2019年1月 4日 (金)

2018年ゴール2題

先ずは過去の投稿の抜粋から。

抜粋1:W杯決勝T、 日本:ベルギー戦TV観戦記 2018.07.03

(省略)

>2点目は高さにやられた。ロスタイムの終了間際に日本も攻勢に出てFK

>を貰う。本田のキックは惜しかった。もう少しレベルの低いGKだったら決

>まっていたかも知れない。それでもCKを得た。自分も含めサポーターの

>誰しもがコロンビア戦での大迫の決勝弾を思い出し期待したと思う。ピッ

>チの選手も同じ思いだったのではないか。まさか反撃を受けるとは夢にも

>思わなかった。
(
省略)

>の得点をほめるのも何だが、それにしてもGKのスローからドリブル、パ

>スゴールへの一連の流れの速いこと。ルカクがスルーしたのにも驚かされ

>た。彼が自分で決めてやろうと思ってパスをキープしたら止める事が出来た

>かも知れない。
>
悔やまれる敗戦だが、大いに楽しませて貰った。

 

抜粋2:川崎:神戸戦TV観戦記 2018.10.20

(省略)

>先ずは斉藤学の一発が右隅に決まり同点にすると、勝ち越し点は流れるような

>得点で今年のベストゴールの候補に入るだろう。家長のヒールから始まり、大

>島が小林とのワンツーで抜け出し落ち着いて決めた。大島がワンツーを使わず

>ドリブルで上ったらどうだったか。ブロックに会っ止められていただろうな、

>とか想像するのも楽しい。小林の潰れ役も見事だった。

(省略)

>翌日、「メキシコオリンピック五十周年記念パーティー」に出席した。入口で

>川崎のサポーターと出会った瞬間、彼の口から出た言葉は「昨日見た?4点

>目」であった。

 

コメント1

外国人ストライカーはとかく「俺が俺が」の気持が強いのに、ルカクは何故

あの場面でスルーしたのか、不思議に思っていたが、年末の30日にBS1

放映された、ベルギーの決勝点(14秒のカウンター)を題材にした番組「ロ

ストフの死闘」を観て納得できた。ベルギー代表チームの監督は個人の成績

よりもチームの勝利を最優先にすること(精神)を選手に徹底的に叩き込ん

だという。ルカク自身がインタビューに答え、「ボールに触らなかったけど、

W杯のベストプレーだった」と語っていたのが印象に残った。

 

コメント2

川崎フロンターレの大島のゴールは予想通り2018Jリーグアウォーズ

の最優秀ゴール賞に選ばれた。めでたし。何度観ても美しい。

 

                   以上

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