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2019年2月 6日 (水)

アジア杯決勝カタール戦TV観戦記 2019.02.01

結果が出てしまった後では何とでもいえるが、筆者の予想では、苦戦はすれ

ども勝つと思っていた。元々の力の差がある上に、準決勝から中3日の日本

に対し相手は中2日という試合間隔もアドバンテージになると思った。とこ

ろが、思ったより相手は力をつけていた。その上、5人でゴール前を固め、

前線の2人、アリとアフィフでゴールまで持って行く作戦に見事嵌ってしま

った。日本チームが油断した訳でもないと思うが、試合間隔のアドバンテー

ジは全くなく、逆にカタールの方が躍動的な動きであった。後から思えば、

6戦目のイラン戦がピークだったのかも知れない。全体に動きが重く、一歩

の出足で負けていた。パスミスか相手の読みが鋭かったのか分からないが、

前半はパスが通らなかった。それでも何とかするのが、強豪の仲間入りする

条件であるはずだが、やはり先制点を奪われたのが響いた。それも思わぬ形

での失点に混乱したようにみえた。

警戒していたはずの左サイドのアフィフに簡単にクロスを許し、後ろ向きに

抑えたはずのアリにリフティングからアクロバティックなオーバーヘッド・

シュートを決められた。不運なことに右のゴール・ポストに当り内側に跳ね

てゴールに転がり込んだ。権田の対応も遅れたようにみえた。まさかと思っ

たのかも知れない。アリに決められたショックというより、何が何だか分か

らないような失点のためBK陣の頭が錯綜したように思われた。正統にかわ

された失点なら修正の余地があったと思うが、予測不可能なプレーがこの試

合の流れを支配してしまった。「交通事故に会った」とでも割り切ってしまえ

ばよかったのかも知れないが、その余裕がなかった。

2失点目も僅かな隙をつかれたシュートだったが、いつもなら止めていたか

も知れない。権田のジャンプの起点も一歩足りなかったのではなかろか。

後半立ち直り、反撃し南野の得点で期待を持たせてくれたが、吉田の不運な

ハンドが出て万事休すとなった。

カタールが想像以上に力をつけていた。6戦で16点も取り無失点。韓国に

も勝ち、アウェイの準決勝UAE戦を大勝した力をもっと評価すべきであっ

ったろう。逆に日本は予選リーグで苦戦したが、決勝トーナメントでは無失

点で勝ち上がり、直近の「事実上の決勝」といわれたイラン戦を数字の上で

は圧倒した力を過信していたかも知れない。森保監督になってから抜擢され

た堂安、南野もカタールの前2人のように、単独でゴールまで持って行く力

は未だ備わっていない。今回負傷欠場の中島を加えたトリオで売り出した選

手達の今後に期待したい。最大の収穫はBK冨安の「発掘と急成長」であろ

うか。ひょっとすると他にも未だ隠れた逸材がいるかも知れない。大迫頼み

のFWやCB陣のなどの控えの厚みを増して貰いたいものだ。

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