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2021年8月

2021年8月29日 (日)

川崎:札幌(DAZN)観戦記 2021.08.28

福岡から札幌へと直行しての一戦。がたがたと崩れてしまうのか、踏み止まるのか、サポーター

としては祈るような気持ちで見守る札幌戦だ。この日のアッタッカー陣は宮城、コバ悠、遠野の

セットで、IHが橘田と脇坂、ボランチには山村が入った。DF陣は登、車、ジェジエウ、山根

でダミアン、シミッチ、家長等はベンチ・スタート。大島、谷口、旗手がベンチ外で台所事情は

苦しい。試合開始から札幌の攻勢が続く。反撃したい川崎だが前線へのパスが微妙にずれるか、

相手に読まれて鋭い出足で奪われてしまい、苦しい展開が続く。失点の危機は何度かあったが、

ソンリョンのビックセーブなどで首の皮一枚がつながっている状態だ。ここで失点していたら大

差での負けもあったかも知れない中、34分にゴール前でパスを受けたコバ悠が相手DF陣に囲

まれながら、針の穴のような隙間からゴロのシュートを放ち、これがゴール右隅に決った。それ

ほど強くはないシュートではあったが、GKには出だしが見えず、最初の一歩が遅れたものと思

われる。シュートの形こそ違うが、押された中での一発は前節の福岡戦とは逆となった。さすが

コバ悠だ。この辺りがサッカーの面白いところかも知れない。5分後にはゴール前の混戦からの

零れ球をコバ悠が拾い右に持ち出してクロス。これを相手DFに気づかれずに走り込んだ遠野が

難なく決め、追加点を奪った。後半も押され気味で危ない場面もあったが、ベンチワークも含め

無失点で抑え、8月戦線を勝点3で締めくくった。

前節までの3試合で14点を奪って圧倒的な攻撃力をみせる横浜FM。一体どんな戦い方をして

いるのか。後の時間帯に組まれた鹿島戦を、前半途中から観た。この試合は鹿島が徹底したマン

ツーマン・ディフェンスを敷き、後半多少息切れしたが、横浜FMを2:0と完封した。

これまで各チームが川崎対策に専念し、横浜は隙を突いてきた感じだが、今後は横浜対策も進む

ものと期待している。(他力本願ではだめか?)

2021年8月27日 (金)

川崎:福岡戦(DAZN)観戦記 2021.08.25

何も書く事ありません、と云ってはブログにならないので気を取り直して少々・・・

上位チームが下位チームに負ける典型的な試合となってしまった。圧倒的に攻めていても得点に

結びづかず、攻め疲れたところを、不意を突かれたクルークスの一発でやられてしまった。これ

は2点差があったので勝利で終わったが5.04の名古屋戦でのマティウスの一発、同点弾となっ

てしまった5.12の仙台戦でのマルティノスの一発とよく似ている。どれも一シーズンに一回出

るかどうかの一発だ。これがあるので、引き分けを避けるために「一試合3点」がフロンターレ

の目標であったはずだが、このところの3試合はゴールが遠いこと限りなしだ。

相手チームの川崎対策が進化し、ゴール前を固められてしまうと崩しきれない。完全に崩しきっ

た形での合わせるだけのシュートは殆どなく、難しい態勢から打たざるを得ないので、決め切れ

ないのだろう。「一試合位負けても気にせず大胆な采配を期待」と書いたのがいけなかったか、

と反省している。連続試合負けなし記録がちらついて重荷になっていたのかも知れない。次節以

降は挑戦者の気持ちで臨んで貰いたいもので。

2021年8月23日 (月)

川崎:広島戦(DAZN)観戦記 2021.08.21

リーグ戦の合間の天皇杯は清水に辛勝してほっとしたが、今節の広島戦は1:1のドローで苦し

い戦いが続く。どこのチームも川崎対策を練って挑んでくるので、川崎らしさが発揮できず、得

点能力が低下している。この試合の先発は天皇杯で負傷した谷口に代わり車屋が入った以外は前

節の柏戦と同じメンバーだ。前半は終始広島に主導権を握られた。パスミスも多かった。特にコ

ンパクトつながず、前線へ出した長めのパスが狙われロストした場面が多かった。失点の場面、

相手のスローインから登里が不用意に柴崎にかわされ、一瞬の間が出来てしまい、柴崎のクロス

を柏に決められてしまった。

後半は川崎の時間帯が増えたが決め切れない。バーを越えるシュートが多くみられた。相手BK

のチャージが目に入ってしまうのかも知れないが、雨の日は転がせ、と叫んだしまった。それで

もシミッチに代わって入った橘田からのロングパスが右サイドにいた旗手に通り、カウンターが

成功して旗手のクロスをダミアンがトラップを浮かせながらもきっちり決めて同点に持ち込ん

だ。ダミアンのシュートはさすがだ。勝ち越し点のチャンスはあったがものに出来ず。2節続け

てのドロ-となった。8月は残り福岡、札幌と長征が続くが何とか勝点3づつを積み上げて貰い

たいものだ。

2021年8月16日 (月)

川崎:柏戦(DAZN)観戦記 2021.08.14

橘田に代わり五輪帰りの旗手がIHに入った以外は前節と同じ布陣だ。ダミアンが元気な姿を見

せたのでほっとした。柏は江坂が浦和へ転出したが、外国人を補強し体制強化を図った。降格圏

に近い位置にいるチームとしては当然の施策だろう。川崎相手とは云えホームで勝点3を狙って

きている雰囲気だ。試合は柏のゲームプラン通りの展開で始まり、川崎はやや押され気味ながら

もチャンスは作る。両チームともスコアレスで前半終了。後半15分過ぎに柏の上島が2枚目の

イエローで退場し、俄然川崎優位になる。柏は即座に割り切って守備重視、カウンター狙いに切

り換える。川崎は長谷川に代え宮城を投入。次いで橘田、遠野、最後には車屋と怪我から復帰し

たコバ悠まで投入したが、柏の堅陣の前についに得点ならず、今季初のスコアレスで引分けに終

わった。柏のGKキムスンギョに阻まれたシュートが数本あったが、勝試合を落とした感は否め

ない。柏も決定的なチャンスを2回外していたので、どっこいどっこいと思ってショックを引き

づらず切り換えて貰いたいものだ。

2021年8月10日 (火)

川崎:大分戦(DAZN)観戦記 2021.08.09

五輪が終ったかと思ったら、直ぐにJ1再開だ。8月は大分、柏、広島、福岡、札幌と九州から

北海道までアウェイ戦が続く。天皇杯の清水戦を含め全6戦の過密日程だ。五輪は残念な結果に

終ったが、森保監督の采配はともかくとして、中2日で6戦の過密日程に対応できるだけの戦力

が不足していた点も指摘されている。川崎フロンターレの選手層は厚く、誰が出ても同じ戦いが

出来ると評価されているが、主力の田中碧や三苫の海外移籍とコバ悠、大島の故障もあり、現状

ではけっして厚いとは言えない。幸いACLで宮城他の新戦力の試運転もできたので、鬼木監督に

は1試合位失ってもよいので、長期的な視野に立った、腹を括った采配を期待したい。

アウェイの大分戦は先季も敗戦したように、苦手の部類に入る一戦である。故障(内容は発表さ

れていない)大島と五輪帰りの旗手はベンチ外だ。左FWは「売出し中」の宮城ではなく長谷川

が入り、左IHは橘田で、他はいつもと変わらない布陣だ。大分が前線からの積極的なプレスで

くるかと思ったが、それほどでもなく川崎の時間帯が続く。10分過ぎに山根からのスルーパス

がダミヤンに通り、意表を突いたようなワンタッチのシュートがゴール右隅に決って先制した。

押していても結果が出ない試合が多い中、貴重なゴールであった。その後もゴールを襲う場面が

あったが決め切れず。そうこうするうちに、ダミアンがピッチ中央で立ち上がれず、知念と交代

した。このあたりから、大分が活気づき終盤は大分の時間帯で前半を終了した。後半も大分の攻

勢が続く。要因の一つとして、ボール奪取後のDFからの前線へのパスが知念のところでキープ

できない事が上げられる。大分のDFの圧力にことごとく負けていた。後半途中に3枚替え。シ

ミッチ、長谷川、脇坂が下り、車屋、宮城、遠野が投入された。谷口はアンカーの位置へ。この

交代はタイムリーで川崎にリズムが戻った。結果、宮城の切り込みとヒールパス、登のクロスの

跳ね返りを再度登がクロス、これを遠野が頭で決め追加点を奪った。

再開初戦の「苦手のアウェイ大分戦」で勝点3を積み上げたのは大きい。ダミアンの怪我の具合

が心配ではあるが・・・

2021年8月 7日 (土)

東京五輪3位決定戦 日本:メキシコ戦TV観戦記 2021.08.06

暑さ対策で女子サッカー決勝戦を11:00から20:00に変更した余波で、重複を避けるためにこち

らの試合が18:00キックオフに繰り上げられた。余波と云うよりは、「とばっちり」と云うべき

か。それも直前の決定とは開いた口が塞がらない。変更するなら女子サッカーの方を18:00開始

にすべきではないか。八つ当りしたくなるようなこの試合の結末であった。

グループリーグでの対戦の時、メキシコはフランスに大勝した後で気の緩みがあったかも知れな

い。一方日本はコンディション不良の南アに辛勝だったので気を引き締めて臨んだものと思われ

る。両者のちょっとした姿勢の差が相乗効果となり、開始早々の日本の2得点につながったもの

と思われる。先制点の起点となった堂安のクロスへのマークは甘かったし、2点目のPKの場面

でも相馬の突破を容易に許し後追いのファールとなった。

この試合、どちらも決勝進出を阻まれ銅メダルにかける思いは強くメンタル面では互角か。いや、

自国開催で金メダルへの思い入れが強く、落胆の度合いがより大きかった分だけ日本に不利に働

くかも知れない。それでも日本選手団のメダルラッシュの波に乗り、勝利の女神が微笑んでくれ

るのではないかと予想していた。

ふたを開けてみると、メキシコの圧力が前の試合とは明らかに違った。ほんの少しだがボールへ

の寄せが早く、取れそうなボールも奪われる。日本チームの要である遠藤と碧のボランチに勢い

が感じられない。中2日での試合の条件は同じだが、日本の選手たちに切れがみられない。結果

論かも知れないが、微妙な判定のPK献上のファールはそんな中で生まれたものと思われる。2

点目、3点目の失点はいずれもセットプレーからで完全にマークを外された。いずれも痛い失点

であった。流れが変ったとしても3点を追いかけるのは容易ではない。

日本の先発陣は左IHに相馬、1TOPに林、他は不動の「森保セレクション」だ。決勝トーナ

メントを通じての初得点を途中出場の三苫が決めた。三苫らしい切れと決定力であった。これも

結果論かも知れないが、後半相馬に替えて旗手を投入した時点で、中山も下げて三苫を投入すべ

きであった。五輪全体を通じて、多少故障をかかえていたかも知れないが、三苫があまり登用さ

れていなかった。出番を得たピッチ上でも三苫の道筋を作る作業が出来ていなかった。それどこ

ろか蓋をしてしまったように思われる。TVの放送席からも、「左サイドが混み合ってしまって

は三苫が動けない」との苦言とも取れる解説があったが、納得の一言だ。

53年前のメキシコ五輪の3位決定戦で日本は開催国のメキシコと対戦し銅メダルを獲得した。

何の因縁か、今回は逆の結果に終った。筆者は釜本、杉山らを擁した当時のチームが史上最強の

チームと思うが、如何でしょうか。

2021年8月 4日 (水)

東京五輪準決勝 日本:スペイン戦TV観戦記 2021.08.03

うーん。唸るしかないか。格上相手の戦術は完璧だったと思う。その上で番狂わせを狙うために

は、心理的要因や勝利の女神の味方などが必要である。

  • 相手が攻め疲れ、隙が出来た時のカウンターの一発
  • 相手の油断を突き執拗に追いかけミスを誘う
  • セットプレーからのセカンドボールが幸運にも味方側に零れる

等であろうか。今大会の女子サッカーは殆ど観ていないが、偶然観たアメリカ対カナダ戦で圧倒

的に押されていたカナダが勝利したのは上記2項で得たPKによるものであった。

日本代表は守りながらも、蹴り出すだけではなく、渋太くつないでカウンターに持ち込んだが、

有効なシュートまでは至らなかった。シュート9本で枠内は1本だけだった。前4戦の相手とは

違ってスペインチームの攻守の切替は際立っていた。

前半終了近くに相手の強烈なシュートを谷が止め、後半初めに吉田のPK判定がVARによりお

咎めなしとなったあたりでは、流れは日本に大きく傾いたかと思ったが、生かしきれなかった。

決勝トーナメントの2試合ともにスコアレスであったが、得点を2列目に依存するだけでは限界

があるのだろう。強靭なストライカーの養成はA代表を含めて今後の課題として、今は3位決定

戦に備え、心身ともにリフレッシュして貰いたいものだ。

毎度のことながらメディアも「史上最強のチーム」とか「金しか狙わない」等騒がしかったが、

雑音が大きい時の結果は良くない事を心して貰いたいものだ。

2021年8月 2日 (月)

東京五輪準々決勝 日本:ニュージーランド戦TV観戦記 2021.07.31

グルプリーグを3戦全勝で突破し、波に乗っている日本チーム。引いて守る相手でも容易に崩せ

るだろう、と思っていたら大間違いだった。1TOPに林が戻り、左IHは相馬で左SBに旗手、

右SBにはイエロー2枚で欠場の酒井に代わりフランス戦で試運転済の橋岡が入り、その他はフ

ランス戦と同じ布陣だ。入らない時は入らないものだ。遠藤が左ポスト際で押し込むだけのチャ

ンスを決め切れなかったのがケチの付き始めだったのかも知れない。楽勝のはずが、延長戦でも

決着がつかずPK戦まで行ってしまった。延長後半に久保が南ア戦で見せたような得意の内に切

れ込んで放ったシュートも虚しくポストの外であった。

後半早々にニュージーランドの守備の要リードが負傷交代し、更に日本が攻勢をかける展開にな

るかと思われたが、ところが逆で相手が5BKから4BKに変え、中盤を厚くした布陣を敷くと

結構相手の時間帯も許してしまった。得点はできなかったが、失点もしなかったのは、試合前に

吉田主将が「これからが本当の戦いだ」と全軍を引き締めていたのが良かったと思う。PK戦は

谷のスーパー・セーブが効いて勝ち抜くことができた。準決勝は格上のスペインが相手だが、

ニュージーランド戦で苦戦した分、ご褒美が待っているものと思う。

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