« 2021年8月 | トップページ | 2021年10月 »

2021年9月

2021年9月30日 (木)

川崎:神戸戦(DAZN)観戦記 2021.09.29

一転して「等々力笑劇場」だ。前節と同様押し込まれる展開で始まり、同じような時間帯であっ

さり失点。イニエスタのロングパスを大迫がキープし、対応したジェジエウの隙を突いてクロス

を入れられ、走り込んだ武藤に合わせるだけのシュートを決められた。神戸としては前節と同じ、

大迫-武藤のラインでの得点だが、イニエスタのロングパスはさすがだ。筆者としてはこの二人

にだけには決めさせたくなかっただけに残念だ。ところが、3試合続けての終了間際の決勝弾と

は行かないまでも、不思議に負けるような気がしなかった。前半も終盤近く、またもロングパス

の攻撃に会い、ジェジエウと谷口の両SBが対応したが、谷口のクリアボールが大迫に当り前に

零れ、シュートを打たれるも枠外に外れる。更にカウンター攻撃からイニエスタが右Pエリア内

に抜け出しシュートするもソンリョンが防ぐ。この2発を防いだのが大きかった。

後半に入ると、フロンターレがリズムを掴み、マルシーニョが相手BKと競りながら強引にPエ

リア内に侵入すると、たまらず菊地がファールで止めPKを獲得。ところが、家長がPKを左ポ

ストに当て外す。これでは流れを渡してしまう、と思う間もなく、今度は右からのクロスが神戸

DFの手に当り再びPKを獲得し、これをダミアンが決め同点。さらには、ドリブルで右サイド

を駆け上がった山根の高速クロスに神戸DFが足を出すとゴールマウスに吸い込まれた。オウン

ゴールで勝ち越しだ。終盤には家長のお詫びの一発がネットを揺らし、終わってみれば完勝で、

得点経緯も結果も笑いが止まらないゲームとなった。

2021年9月27日 (月)

川崎:湘南(DAZN)観戦記 2021.09.26

劇的勝利でまさに「等々力劇場」だ。しかも決勝弾の時間が前節と同じ904とくれば興奮せず

にはいられない。先発メンバーは2トップにコバ悠と知念、MFに宮城と遠野、2ボランチに谷

口と脇坂、BK陣は旗手、車屋、山村、山根の布陣で、前節から7人が入れ替わった。しかも谷

口はボランチ、旗手は左SBでの起用なので、前節と同じポジションは右SBの山根とGKソン

リョンだけだ。鬼木監督苦心のオーダーも噛み合わず、ミスパスと湘南のプレスで劣勢だ。する

と15分、大橋に左サイドを突破され、折り返しを3列目からニアに走り込んだ田中聡に決めら

れてしまった。その後も湘南の攻勢は続き、川崎は反撃の糸口が掴めないまま前半が終了。

後半開始から川崎は3枚代え。宮城、谷口に代わりマルシーニョ、橘田が入り、遠野に代わった

登里が左SBへ入り、旗手がMFに上る。このベンチワークは当ったようで川崎の攻撃が活性化

した。縦への動きを封じられ、中へ切れ込むか、バックパスかの繰り返しだった宮城に対し、決

定的な抜け出しはなかったもののマルシーニョの仕掛けは相手を揺さぶった。ボールが回るよう

になったが、得点には至らず。たまらず鬼木監督は早めに手を打つ。コバ悠に代え家長を投入す

ると直後に脇坂のサイドチエンジから山根がクロスを入れ、走り込んだ旗手が頭で決めて、つい

に同点となった。更に川崎ベンチは山村に代えジェジエウを投入し、カウンター一発の攻撃に備

える。湘南は終盤ウェリントンジュニオールを投入しカウンターを仕掛けるもジェジエウが防御

し突破を許さず。このまま終わりかと思った瞬間、家長の絶妙のクロスに知念が飛び込んで劇的

な幕切れとなった。降格圏の最上位の清水と勝点差1の湘南としては、先制しただけに勝点3を

持って帰りたかったのだろう。5BKで固めながらのウェリントンジュニオールの投入はそんな

メッセージをピッチ上の選手に与えたのかも知れない。勝点1でもいいと思ったら違った展開に

なっていたかも知れない。横浜との優勝争いの中、川崎にとっては2試合続けての貴重な勝点3

であった。「等々力劇場」の由来は圧倒的な攻撃力による大量得点で観客を魅了したところにあ

ったはずだ。ぎりぎりのところでの逆転勝利にも魅了されるが、次節以降は本来の姿の「等々力

劇場」を観させて貰いたいものだ。

2021年9月23日 (木)

川崎:鹿島戦(DAZN)観戦記 2021.09.22

敗色濃厚の中の逆転勝利は何とも痛快だ。谷口が怪我から復帰し、前節休んだダミアンとシミッ

チ、負傷(?)交代で心配されたマルシーニョと旗手を揃えた現状でのベストメンバーで先発陣

を構成。前回の対戦で、終了間際のコバ悠の決勝弾に泣いた鹿島のこの試合にかける思いが伝わ

ってくるかのような試合展開となる。前半はスコアレスで終了。後半15分、鹿島のカウンター

攻撃から安西のクロスをファンアラーノが頭で叩きつけたシュートが、ワンバウンドでソンリョ

ンの頭を越え先制を許す。ソンリョンにとって、また川崎にとってはいささかアンラッキーとも

云えるバウンドであったが、クロスを入れた安西へのマークが甘かったようにも思われた。川崎

は3枚代えで立て直しを図るが上手く機能せず。その後も鹿島の攻勢が続き、何度もゴールを脅

かされたが、BK陣が必死に防戦し追加点を防ぐ。ここで凌いだのが大きかったと思う。鹿島に

とってはそろそろ手じまいの頃の38分、川崎にFKのチャンスが巡ってきた。ここで鬼木監督

は橘田に代え山村を投入。脇坂のFKに頭で合わせた山村のファーストタッチが同点弾となり、

試合を振り出しに戻した。ここからは川崎のペースとなり、終了間際に鹿島BK陣のちょっとし

た隙を突いた宮城の強烈なミドル弾がゴールに突き刺さり劇的勝利となった。山村の今季J1初

ゴール、宮城のJ1初ゴールであった。

2021年9月19日 (日)

川崎:徳島戦(DAZN)観戦記 2021.09.18

5日のルヴァンカップ準々決勝浦和戦と14日のACLノックアウトステージ・ラウンド16の

蔚山現代FC戦を接戦の上勝ち抜けず、僅か10日間で2冠を逃した。今季は4冠を期待してい

ただけに残念だ。サポーター以上に選手の落胆は大きいと思う。その上帰国後の隔離生活の中で

のリーグ戦はメンタル面も含めコンディションが心配されたが、アウェイの徳島戦を3:1で勝

ち切り、先ずは一安心だ。この試合、新戦力のマルシーニョが初登場し、知念、遠野でアッタッ

カー陣を構成。IHは怪我から復帰の旗手と脇坂、ボランチには橘田。目下手薄なBK陣は登里、

山村、ジェジエウ、山根の布陣だ。ダミアン、コバ悠、家長はベンチスタートでシミッチはベン

チ外。鬼木監督のやりくりに苦労の跡がみられる。開始早々から徳島は元気がいい。10分過ぎ、

右からのカウンター攻撃を浴び、クロスを西谷に決められたが、VAR判定の結果オフサイドの

判定で難を逃れる。川崎も次第にペースを掴むと33分にマルシーニョが仕掛けPエリアに侵入

しファールを誘いPKを獲得し、知念が決めて先制に成功した。ところが直後に、ロングパスを

受けた一美にジェジエウと競りながら鮮やかなミドルシュートを決められてしまった。一美の年

一回あるかどうかのシュートとは云え、ここはジェジエウに抑えて貰いたかったところだ。振り

出しに戻った直後、旗手がバイタルエリアで意表を突くターンをみせ、内に入っていたマルシー

ニョにパスし、マルシーニョがワンタッチで脇坂に流すと、脇坂が右隅に決めて再び勝ち越した。

川崎らしい崩しだが、起点となった旗手のターンが素晴らしかった。

後半早々、CKから知念がヘッドで決め2点差とし、その後押し込まれる場面も多かったが、凌

ぎ切り勝点3をものにした。得点のきっかけとなった新戦力のマルシーニョと復帰の旗手だが、

途中故障で交代したのが気になる。

2021年9月 3日 (金)

W杯最終予選オマーン戦TV観戦記 2021.09.02

完敗だった。日本代表の攻撃の形がみえない中、相手は堅守速攻を徹底し、最終盤に日本が集中

力を欠いた一瞬の隙を突き得点し、勝点3を持って帰った。冨安と守田が手続き上の問題で合流

できなかったり、板倉と南野が負傷欠場したことなどアクシデントもあったとは云え、欧州で一

カ月間も合宿してきたオマーンとは準備段階で差が出ていた。FIFAランキング24位の日本

と同79位のオマーンの対戦で過去には負けなしのホーム戦であれば、メディアやサポーターも

含め、苦戦はすれども何とか勝てると思っていたに違いない。ところが、オマーンは合宿中に日

本チームの研究にも余念がなかったのであろう。大迫へのロングパスは収まらずロストし、両サ

イドは簡単に突破されてしまう。失点のシーンもハンドのファールでPKを宣告された場面(

ARで取り消し)も、日本の守備陣が簡単に置き去りにされてしまった。まさか、このような光

景をみるとは夢にも思わなかった。五輪の準決勝と3位決定戦を含め3試合続けての負け試合の

観戦でストレスが極限に達した。今は立て直しを期待するしかない。

« 2021年8月 | トップページ | 2021年10月 »