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2022年3月

2022年3月31日 (木)

W杯最終予選ベトナム戦TV観戦記 2022.03.29

W杯代表が続々決ってきた。欧州プレーオフC組のイタリアとポルトガルの対

決が注目されたが、イタリアは準決勝で北マケドニアにまさかの敗退。昨夏の

欧州選手権を制したヨーロッパ王者イタリアが2大会連続でW杯の出場を逃し

た。その北マケドニアを下してポルトガルが出場権を得た。

サッカー解説に於いては「判断スピード」と「イメージの共有」の用語が度々

用いられる。先のオーストラリア戦の1点目は「判断スピード」の早さを超越

していたように思われる。判断など必要とせず、「イメージの共有」により山

根、守田、三苫の3選手の体が勝手に反応して得たゴールだと思う。2点目を

見た時、最近使われなくなった言葉「ファンタジスト」を思い出した。三苫に

は「ファンタジスト」の称号を与えたいと思う。

そんな事を思いながら迎えた最終ベトナム戦。本戦でのベスト8を目指すため

の準備と本番のグループリーグ分けの組合せ抽選で有利になるためのポット2

入りに必要な勝利の確保がこの試合の命題であるが、先発メンバーを見て気が

抜けてしまった。出番のなかった選手にチャンスを与える事も必要であるが、

日本代表チームとしてのイメージの共有あっての編成が必要であろう。例えば

昨夏のオリンピックの反省から、「黄金の中盤」の遠藤、守田、田中碧のうち

の誰かが欠場した場合(或いは休養を与える場合)の代役の発掘とか。起用さ

れた選手たちも戸惑ったのではないか。外野では早くもW杯本番に選ばれるの

は誰かとか騒ぎ始めているが、イメージの共有されたチーム内での適正をみる

には至らない編成であった。試合は早々とまさかの失点で、DFの吉田キャプ

テンの得点があったものの引き分けに終った。結果的には自らが「消化試合」

にしてしまったと云える。

2022年3月25日 (金)

W杯最終予選オーストラリア戦DAZN観戦記 2022.03.24

「ほっとした」。多くの選手の感想は実感だろう。3戦戦って1勝2敗。監督

更迭の話も出始めた崖っぷちから見事に立ち直った。日本代表兼川崎フロンタ

ーレのサポーターとしては三苫を始めフロンターレ・ラインの活躍で予選突破

を決めたのだから、サポーター冥利に尽きる一戦であった。

冷静に振り返れば、前半の裏を狙ったロングパスの多用作戦は危険が一杯だっ

た。キープ出来ずに逆に相手のロングパスを許し、その都度CBの吉田が対応

に追われていた。相手がオーストラリアだから良かったが、W杯の本番では通

用しないと思った方が無難であろう。双方打合いのような前半であったが、南

野のシュートは惜しいと云うべきなのか、決定力不足と云うべきなのか。

後半、作戦を変えてじっくり運ぶようになったが、得点は奪えず。終盤日本は

疲れのみえた碧に代えて原口を投入し、引分でも有利なので守りを固めるかに

思われたが、攻撃型の三苫を投入し一気に予選突破を果たした。1点目は山根、

守田、山根のワン・ツー・スリーに三苫のフィニッシュだった。先ずは山根が

一旦戻すかにみえたが、Pエリア付近で相手BKを背負った守田に、狭いとこ

ろを通すパス。次いで守田も半身になりながらゴールラインに向けてパスを流

すと、更にゴールライン上ぎりぎりのところから山根がマイナスの折り返しを

通し、守田のパスで後ろ掛りになった相手BKの前の隙間に入り込んだ三苫が

絶妙なコースから流し込んだ。全てがぎりぎりのプレーであった。2点目は左

右の違いこそあれ、1点目の山根のマイナスのクロスとほぼ同じライン上を三

苫がドリブルで運んでフィニッシュまで持っていったもので、相手DFもGK

もマイナス・ドリブルへの対応に戸惑ったものと思われる。

2020年シーズンのリーグ戦優勝の際に、解説者が日本代表の編成について

語っていた話を思い出した。曰く「川崎フロンターレを主体に編成し、不足の

ところ(多分外国人選手のソンリョン、ジェジエウ、ダミアン)を補強すればい

いのではないか」と。この試合では出場できなかった谷口、旗手を含め、守田、

碧、山根、三苫と当時の選手が名を連ねており、憲剛、コバ悠、家長、大島等

もいたので、数名を補強すれば十分通用したのではなかろうか。当然監督も鬼木

で・・・

それにしてもTV中継がないのは問題だと思う。本件は又の機会に。

2022年3月19日 (土)

川崎:広島戦DAZN観戦記 2022.03.19

出場停止のチャナティップに代わり小塚が先発した他は前節と同じ布陣の川崎

フロンターレ。前半をみる限りでは広島の勢いに押され勝てる気がしなかった。

シュートも川崎は僅か3本で、広島は10本。15分頃の谷口が掻き出したオ

ンライン上のシュートも含め半数は枠内で、何とか凌ぎきった。後半態勢を立

て直したかにみえたが、広島も押し返す。たまらず鬼木監督はダミアン、小塚、

マルシーニョに代え知念、大島、宮城の3枚代えに打って出た。大島が入って

流れが変った。5分後に大島のCKがオウンゴールを誘い、押されていた川崎

が先制に成功した。その後主導権を握り、ロスタイムの直前に山根のクロスを

知念がシュート、GKが弾いたところをゴール前に詰めていた山根が決めて勝

利を決定づけた。以前も記載したが、筆者はGKが弾いたシュートを押し込む

得点が大好きである。いいものを見せて貰った。ロスタイムも無難に守り完封

で試合を締めた。2試合連続の完封により、7試合を終え1試合平均失点も1

点丁度となった。大島の復帰は大きいが、無理させずに当面は今試合のように、

流れを変える切り札として使って行くのが良いと思う。

2022年3月13日 (日)

川崎:名古屋戦DAZN観戦記 2022.03.12

先発の前3人はダミアン、家長、マルシーニョで、MF、DF陣は前節と変わ

らず。現状ではDF陣の選択肢は乏しい。試合はイーブンの展開で始まり、フ

ロンターレが徐々に主導権を握った前半中頃、久々の先発のマルシーニョが中

央のごちゃついた所から抜け出し、慎重にゴールを決め、これが決勝点となっ

た。その後押せ押せの展開が続いたが追加点は奪えず、サポーターとしては歯

がゆい思いのままに前半が終了した。

後半名古屋は両ワイドの相馬とマテウスの位置を入れ替え、盛り返しを図った

が川崎の守備陣も何とか対応し、川崎リードのまま試合は進んだ。終盤の名古

屋の攻勢、特に相次ぐCKの攻撃を凌ぎ逃げ切った。

名古屋にもチャンスがあったが、シュートがGKの正面だったりし、得点を許

さなかった。相手に決め手があったら、試合の行方は分からなかったと思うが、

決め手に関してはフロンターレ側にも言えるので、お互い様かも知れない。い

ずれにしても勝点3はありがたいことだ。チャナティップは大分チームに馴染

んできたが、守備面では課題が山積だ。次節出場停止であり、その後代表戦で

間が空くので、この機会を生かして課題の克服に取り組んで欲しい。

他チームでは神戸が故障者の続出もあり未だ勝利がない。一日遅れで行われた

鳥栖戦に敗れた浦和もスタートダッシュに失敗した。横浜FMは札幌戦を渋太

く引分けた。この試合は札幌のの野々村芳和会長が、15日にJリーグチェア

マンに就任する前の最後の試合で云わば壮行試合。クラブのJ1での100勝

目も掛かっていた試合であった。実藤のオーバーヘッドのシュートはキャリア

で1回出るか出ないかのプレーで、しかも最後の1プレーで出たもの。実藤も

罪なことをしたものだ。尤も、川崎も前節の最後の1プレーでの引分があるの

で他チームのこと言えないけど・・・いずれも最後の1プレーとは!勝負の世

界は厳しい。

2022年3月 7日 (月)

川崎:G大阪戦DAZN観戦記 2022.03.06

シルバーコレクターと云われた時代の川崎フロンターレはせっかく上位対決を

制しても、下位チームに取りこぼすこと(引分又は敗戦)が多々あった。鬼木監

督になって、「勝ち切るサッカー」が定着しタイトルの常連となった。昨シーズ

ンの関東上位4チームとの対決を3勝1敗で乗り切り、迎えたガンバ戦は筆者

としては重要な試合と位置づける。

知念と佐々木が戻り、家長がベンチスタートの他は前節と同じ先発陣で、大島

はベンチ外。試合は一進一退或いはやや劣勢の中から先制点を奪われた。右サ

イドから楽な形でクロスを入れられ谷口のクリアがフリーでいた山本に零れ鮮

やかなボレーシュートを決められてしまった。クリアが小さかったことや山本

へのプレスが甘かったことが悔やまれる。

後半早めに3枚替えで家長、コバ悠、小塚を投入し、流れが一気に変ったが、

ガンバの厚い防御網を中々崩せない。たまり兼ねて知念に替えて宮城を投入す

ると、その2分後に結果を出した。コバ悠のクロスを受け、小野瀬を巧みなト

ラップでかわすと、角度のないところから右隅に同点弾を決めた。芸術的とも

云えるトラップであった。

ところがその数分後、その小野瀬のミドルシュートに宮城が足を出して止めよ

うとしたところコースが変わり再び勝ち越されてしまった。同点に追いついた

ところでの失点は痛手だ。選手もサポーターも同点の場面で前節の浦和戦の再

現を頭に浮かべたのではなかろうか。そこに少々の隙が出来たものと勝手に想

像した。敗色濃厚の中、コバ悠の機転の利いたボール奪取によりダミアンが同

点弾を決めたが、苦しい引分であった。拾いものの勝点1は貴重だ。勝点2が

するりと逃げていってしまったガンバには悔まれるプレーだろう。

戦力が整っていない中での出だしの5戦を3勝1分1敗。結果はともかく内容

的には軽い守備からの失点が多いのが気になる。横浜戦の4失点目は仲川の1

シーズンに1回あるかどうかのスーパーゴールで諦めもつくが、他はプロセス

も含め防げた失点のように思われる。

2022年3月 4日 (金)

川崎:浦和戦DAZN観戦記 2022.03.02

前節の鹿島戦は調整できない用事がありリアル観戦が出来なかった。横浜戦の

完敗の後の試合で、しかも相手の中6日に対しこちらは中2日のコンディショ

ンで心配されたが、結果をみて胸を撫で下ろした。筆者の希望に応えて(?)新

人の佐々木が初先発で左SBに起用され、初得点まで上げたとは!嬉しい限り

である。波に乗って今節も活躍を期待、と思ったところサブにも名前がみられ

ないではないか。大島、知念もベンチ外だ。後で分ったことだが、体調に問題

があったらしい。軽症を願うばかりだ。

この試合の結果だけを先に言えば、自軍の時間帯で先制したが追加点が獲れな

かった浦和と、やっと巡ってきた最初のCKで同点とし、畳みかけてあっと云

う間に逆転した川崎とで明暗が分れたが、けっして楽な戦いではなかった。浦

和に決め手があったら、横浜戦のように完敗したかも知れない。紙一重の攻防

であった。後付けの報道からの情報であるが、川崎は選手の自主的判断でCB

の谷口と山村の位置を入れ替えて、浦和の前二人の江坂と明本のプレスをかわ

した事と前半途中に負傷退場した登里に替って入った塚川が、直後にイエロー

を貰い失点につながるFKを与えたが、以後開き直って善戦した事が勝因に直

結したものと思われる。それにしても塚川のSB起用には驚かされた。本人が

「練習でもやったことがない」のだから一番驚いたのかも知れない。塚川が起

点となった決勝点の場面だが、脇坂が一人かわしてドリブルで持ち上がったプ

レーが効果的だあった。これも後付けの報であるが、憲剛が背負っていた14

番を貰って自分のプレーが出来ていなかった脇坂に対し鬼木監督が、「お前は

お前だ」とアドバイスし、吹っ切れたとのこと。

ジェジエウの復帰待ちや車屋の負傷に次いでの登里の負傷により、佐々木の登

用はあったにせよBK陣の戦力不足が露呈した。レッドカードが乱発(?)され

ているような今季のレギュレーションでは、途中からでももう1枚のBk陣の

戦力増強が望まれる。

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