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2022年5月17日 (火)

川崎:福岡戦観戦記 2022.05.14

4月2日以来の等々力観戦。前回は冬のような寒さだったが、今回は夏のよう

な暑さだ。等々力には冬と夏しかないようだ。昨季分が悪かった九州勢との対

戦。あらためて今季の福岡の成績を眺めたら、ここまで12試合で失点は僅か

に7と守備が固い一方、得点は10と攻撃力は弱い。結果として3勝6分4敗

で順位は中程だ。この試合も固く守って勝点1を持って帰るか、あわよくばカ

ウンター一発で金星を持って帰る作戦と思われる。

試合に入ると福岡は守備一辺倒ではなく両チーム互角の形勢で、重苦しい雰囲

気のまま前半を終了。後半に入っても形勢に大きな変化は見られなかったが、

じわじわとフロンターレの圧が効いたものと思われる。スローインからの先制

点の場面、今までの福岡の固い守りが嘘のように、真ん中がぽっかり空き、山

根のスルーパスを受けた遠野がきっちり決めた。5分後には、CKから車屋が

綺麗に頭で合わ追加点をもぎ取った。この得点シーンの直後、福岡の選手がゴ

ール前で倒れておりVAR判定に持込まれたがお咎めなし。今日こそ久し振り

に3点目が見られると思ったが、2点止まりで試合終了となった。

次節はACL組の対戦、ようやく今季初勝利を挙げた神戸が相手なので、油断

は出来ない。

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コメント

福岡は、トップのファンマへロングボールで競らす事、カウンターで仕留める事を試合前に作戦立てたようですが、ファンマが川崎のCB陣に競り勝てず後半からファンマに変えてルキアンをトップに置きました。ルキアンはスルーパスへの反応が早い選手ですので、パスの出所を抑えれば良く、川崎のCB負担が減りました。

前半、川崎のCBのミスが散見されましたが、後半は無くなりました。この辺も、後半川崎の攻撃力アップの一因かと。

先制点の場面、福岡の中央がポッカリ空いてましたが、試合後の奈良の談話で先制点の直前、山根がシュートする場面があって、あのシーンでも山根にマークがずれてセンターが空いたとの事です。川崎は同じ事をしないと判っていても矢張りDFは前回のシーンに引っ張られるようです。

後半、車屋のボールの運び方(パス、ドルブル)が良くなってました。CBがドリブルで持ち上がると、いきなり最前線へ運べますので攻撃の迫力が増加します。谷口に無い能力で、ジェジェウが復帰後、CBの序列に変化があるやも知れません。

左SBの佐々木が一皮むけた感じです。守備で落ち着いて対応し、ダブルタッチで前方へボールを持ち出す等今までと違う選手と思いました。ACLで試合を重ねて向上したものと、昨年の橘田を想起させる事態です。次節の佐々木の動きに注目です。

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