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2022年6月22日 (水)

川崎:札幌戦DAZN観戦記 2022.06.18

すっかりご無沙汰してしまった。キリンカップとU-23アジアカップの大半の試

合はDAZN観戦したが、生来の怠惰な性格が災いして観戦記の掲載が滞ってしま

ったことをお詫びします。代表チームの4試合はパラグアイとガーナには快勝

したがブラジルには0:1、チュニジアには0:3の敗戦。ともにゴールが遠

かった。自分も含めて多くのサポーターがチュニジアには勝てると思ったので

はないか。それが完敗であった。こんなはずではなかったのに、とピッチ上の

選手達も思ったかもしれない。現実はチュニジアのしたたかな戦術に屈し、攻

め手がなかったように思われた。前半、右サイドの伊藤は楽な形でパスを貰え

クロス迄持ち込めたが、そこまで。相手も中を固めれば防げると思ったのであ

ろう。一方、途中から投入された三苫には最初からマークが二枚ついた。ゴー

ルラインぎりぎりまで切り込まれるのを嫌ったのあろう。左右二人のエースへ

の異なる対応をみるにつけ、チュニジアは周到に準備してきたことが分る。変

な話だが、ここで楽勝してマスコミの「W杯予選リーグ突破がみえた」とか言

った無責任な記事が踊るより、現状認識が出来て良かったのかも知れない。

U-23アジアカップの準々決勝韓国戦は飛び級で参戦しているU-21の日本が快勝

し痛快だった。鈴木唯人の3点目はストライカーらしい得点だった。相手BK

が緩かったとは言えゴール前でBKをかわしてのゴールゲットは久し振りにみ

た。当然優勝と思ったが、深夜観た準決勝のウズベキスタン戦は予想外の敗戦

であった。ウズベキスタンがこんない強いとは思わなかった。アジア全体のレ

ベルが急速に上っていると感じた。

さて札幌戦だが結果オーライで安心した。チャナティップと大島が戻り、早速

MFに起用された。橘田は左SBでこれは意外だった。前3人は遠野、知念、

家長で構成。先制点は札幌で、大島のブロックが爪先に当り相手への絶好のパ

スとなってしまった。家長の同点弾も相手BKの細かなバックパスの呼吸が合

わず家長の前に流れてきたもの。福森のCKを荒野に頭で決められた時は穏や

かではいられなかった。ところが、本人には悪いが知念の負傷退場があり、替

って入ったコバ悠が大活躍だ。再度の同点弾は技ありのオーバーヘッドキック

で、J1の今季ベストシュートだろう。これで勢いに乗り、途中投入のダミア

ンとマルシーニョで相手GKからのパスを浚い、一発目は防がれたが、こぼれ

球をコバ悠が見逃さずに勝ち越し弾を決めた。4点目もコバ悠が粘ってキープ

したところから生まれた。最後はこれぞ等々力劇場、マルシーニョの圧巻のぶ

っちぎりシュート。久々の5点目であった。5得点はいずれも綺麗に崩したも

のではなく相手のミスにしぶとく喰らいついたもので、今後の攻めの参考にな

るものと思う。

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コメント

代表の試合は、折角のW杯への予行、守備、攻撃の連携といった狙いとずれた戦い方でガッカリでした。そもそもこの時期、代表選手を絞り込み適材適所、選手間の組合せを最適化すべき筈では。浅野、柴崎の先発の意図は?   恐らくどちらか又は両方W杯代表に洩れるとみてますが。
森保監督の采配は、東京五輪で駄目っぷりを見ましたので期待値は低いですが。

札幌戦は、現地観戦でした。大島の先発アナウンス時これまで、どの選手より一番の拍手でした。札幌がマンツーマンでマークしていましたが、大島はマークが付いていてもCBへボールを配球するよう要求してました。これまで橘田やシミッチがボランチの場合、ボールロストの危険が有り(実際ロストしてました)マークが付いてないサイドへ配球してましたが、中央突破へと舵を切る作戦です。試合後、山根が川崎の強みはサイドからの攻撃だけで無く中央からも攻撃出来る点が代表より優れていると言ってます。それを可能にしてるのが大島選手です。

札幌戦では、大島の良さの一端しか見ませんでしたが、これからCBや前線の選手達と連動し、更なる高パフォーマンスを期待出来るでしょう。何せ、ケンゴが引退するとき、大島が居るから任せて大丈夫と言ってた選手でケンゴより戦術眼(鳥瞰)が優れてドリブルも出来るとべた褒めしてました。

ジェジェウ、ノボリも全体練習に合流し戦列復帰間近です。今後期待しか無いです。

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