川崎:清水戦観戦記 2022.10.08
久々の等々力観戦。前節負傷のソンリョン、ジェジエウ、車屋と出場停止の橘
田に替って、GK丹野、BK谷口、山村、MF遠野の投入、他に右SBの佐々
木とCF知念に替って山根とコバ悠が先発で起用された。降格圏脱出を狙う清
水が積極的なプレスを掛けてくるかと思ったが、意外にもゆったりとした展開
となった前半の中頃、フロンターレのCKから清水のクリアボールが遠野の前
にこぼれ、これを遠野が鮮やかに決め先制し、そのまま前半が終了。ところが
後半開始から清水が攻勢を掛けてきて、勝手が違ったのか防御が整わず、10
分程度の間に立て続けに失点し、逆転を許してしまった。同行者からは、「毎回
同じだ!」と悲鳴にも似た叫びが放たれた。その後も、清水のプレスがきつく、
又川崎側の動きも悪く前線へボールを運べずに時間が経過するばかりだ。それ
でも60分に遠野に替って知念が投入されると少しづつ川崎の時間帯が戻って
きた。残り15分になったところでCKのチャンス。脇坂のCKを山村が仕留
めついに追いついた。ここから一気に攻勢に出た数分後、右サイドに展開し、
山村のクロスをゴール前でマルシーニョが渋太く折り返し、ゴール前に詰めた
コバ悠が気合で押しみ、再逆転に成功した。このまま逃げ切りかと思ったが、
終了5分前に清水に振り回され、途中投入のヤゴピカチュウにフリーで楽々と
ヘッド弾を決められてしまった。これはオフサイドで救われたが、完全に崩さ
れた防御には課題が残った。試合はそのまま逃げ切り、久々の勝利の美酒に酔
った。横浜がホームでG大阪に零敗し、僅かながら望みが残された。
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結果良ければ全て良し というしか有りません。
矢張り中盤の人材が攻撃にも守備にも貢献出来ないのが今季の苦しい展開を招いている典型でした。
それでも、中盤でフラフラして攻撃・守備に全く貢献出来なかった 遠野 がゴラッソでした。 脇坂は、相手との間合いが有る場合、敵を交わして前進出来ますが、相手がピッタリマークするとバックパスか横パスと攻撃的に行けません。これでは敵の周りをグルグル回しているだけで、何ら怖さを与えません。勿論、途中にクサビのボールも入らず攻撃は停滞します。家長が痺れを切らして下がるのはこの時間帯です。1失点目は、脇坂のボールロストからカウンターで失ってます。この失点の場面、山根が上がり過ぎでカルニーニョスがフリーになってるのも問題です。この日は、CBがジェジェウでなく山村でしたから。
シミッチもドリブルが無いので、ボール捌きがロングパスか横パス・バックパスで相手が非常に読み易い動きです。ここ数試合、横パスをカットされてるのも動きが相手にバレてる証拠では。
山村も守備では問題でしたが、攻撃で1得点、1アシストに近い動きでした。
来季は、山村は前線で起用する方がより良い様な。CBの補強(代表クラス)は必須ですが。今季のシーズン前、川崎の補強ポイント第1優先は CB と言ってたのを思い出しました。
今季は勝ち続けて横浜にプレッシャーを与えましょう。
投稿: 蹴球狂 | 2022年10月11日 (火) 20時25分