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2022年12月

2022年12月19日 (月)

W杯3位決定戦ABEMA観戦記 2022.12.18

前後するがこちらも大熱戦であった。早々のクロアチアのFKからの先制点に

よりワンサイドの試合になるか、と思った直後にモロッコが同じくFKから同

点に追いつき接戦になった。結果はクロアチアのクロスのようなシュートで勝

ち越し、モロッコの猛攻を凌いで勝ったが、モロッコの躍進が実力に裏付けら

れたもののように感じられた。それにしてもモドリッチの年齢を感じさせない

動きには驚かされた。組織力を武器に戦うサムライブルーにはモドリッチやフ

ランスのグリーズマンのようなゲームメーカーの存在が不可欠であると痛感さ

せられた。

W杯決勝戦ABEMA観戦記 2022.12.19

大方の予想ではフラン優勢、勝たせたいのはアルゼンチン。ベンゼマの欠場の

他体調不良者が多いと伝えられたフランス。コンディションの差が実力差を埋

めて緊迫した試合となったものと思われる。前半、フランスの動きは確かに重

かった。その間に2点をもぎ取ったアルゼンチンはさすがだ。後半も流れは変

わらず、そのまま試合を締めるかと思われたが、サッカーは分からない。また

怖いものだ。ちょっとした油断とも思われるプレーでPKを献上すると、俄然

フランスが息を吹き返し同点に追いついかれ、逆にアルゼンチンが劣勢のまま

延長戦に突入した。アルゼンチンが再びリードするも、再びPKを献上して延

長でも決着がつかずPK戦にもつれ込む稀にみる熱戦となった。深夜だがサッ

カーを堪能させて貰った。どちらが勝っても3度目の優勝だが、アルゼンチン

がPK戦を制し36年ぶりの優勝となった。おめでとうアルゼンチン、おめで

とうメッシ。

厳しい気象条件と人権問題を抱えた中東の新興国での開催ではあったが、今大

会は成功裡に終った。モロッコの躍進、サウジアラビアのアルゼンチン戦勝利

とともにドイツとスペインに勝ち「死の組」を首位で突破した日本の活躍も大

会を盛り上げた。日本が予選を突破していなかったら、決勝戦の楽しみ方も変

わっていたものと思われる。8強に向って課題は山ほどあるが、お疲れ様でし

た。

2022年12月15日 (木)

W杯準決勝2試合ABEMA観戦記 2022.12.14/15

日本時間で朝4時キックオフの2試合をABEMAで観戦した。

アルゼンチン×クロアチア戦はどちらも応援したくなる組合せだ。メッシに優

勝させたいし、日本のベスト8の夢を打ち砕き、優勝候補ナンバー1のブラジ

ルをも破ったクロアチアにも勝って貰いたい。クロアチア優勢で始まったゲー

ムだったが、アルバレスのカウンター攻撃で得たPKをメッシュが叩き込み流

れは一気にアルゼンチンに傾いた。アルゼンチンが軽やかな攻守を見せるのに

対しクロアチアの動きは重い感じがした。2試合連続のPK戦の疲れかも知れ

ない。アルバレスの2度目のカウンターは相手BKに当りながらもキープし続

け自ら押し込んだ。3点目はメッシュの圧巻のドリブルから生れた。右サイド

で目下売出し中のクロアチアのCBグバルディオルを緩急自在に翻弄し、ゴー

ルライン付近からマイナスの折り返しを送り、アルバレスが楽々決めた。

フランス×モロッコはエムバペのプレーを楽しみたいと思う一方、モロッコの

快進撃をもう一度期待した。試合は5分でフランスが先制した。CBからの高

速パスを受けたグリースマンが相手BKを置き去りにしてクロスを入れ、エム

バペのシュートは守備網に引っ掛かったが、左上に零れたボールをエルナンデ

スが高い打点から左足を振り抜いて決めた。抑えの利いた見事な一撃であった。

モロッコは5BKから4BKに代えて反撃し、互いにチャンスを作りながらも

得点できない中、最高の見せ場が訪れた。主役はやはりエムバペだ。バイタル

エリアでパスを受けるとマークを巧みにかわし、一旦左サイドのチュラムにパ

スし、返しを受けるとPエリア内で左に右へと密集をかき分けて右斜めのパス

(シュートとも)を送るとゴール前に流れ、途中交代で入ったコロムアニがフ

ァーストタッチで楽々決めて止めを刺した。

メッシとエムバペがそれぞれ見せ場を作り、2試合とも大いに楽しめた。決勝

戦が楽しみである。

 

2022年12月 6日 (火)

W杯決勝トーナメント一回戦クロアチア戦TV観戦記

結果はPK戦の末の敗退で新しい景色は見られなかった。解説者が語っていた

が、敗因は「まだ一つ何かが足りない」に尽きるだろう。その何かを次の大会

までに探し修正することが課題であろう。

前半終盤の理想的な時間帯に先制したが、後半の10分に追いつかれてしまっ

た。相手BKのロブレンのクロスをペリシッチに頭で合わされたものだが、モ

ドリッチを中心にした「黄金の中盤の3選手」を警戒する余り、ロブレンへの

マークが甘くなり余裕を以ってクロスを上げさせてしまったところが悔やまれ

る。日本の「対応力」が足りなかった、との指摘もあるが、クロアチアの百戦

錬磨の試合巧者振りにやられてしまったようだ。後半のクロアチアは細かくつ

ながずに、日本のBK陣の両サイドや間にロングパスを多用してきたため、そ

の対応に追われてカウンターに出られなくなった。また自陣でロストしバタバ

タするシーンも多かった。予選リーグなら引分の勝点1でもよかったかも知れ

ないが、決勝トーナメントの1回戦はPK戦で敗れ今大会も8強はならなかっ

た。切札の三苫のドリブルからの惜しいシュートがあったが、全般的にはチー

ムとして三苫を活かしきれてなかったように思われる。右サイドの伊東にして

も守りに時間をとられることが多く、スピードを活かす場面が少なかった。

PK戦は結果論だが、失敗した3選手のシュートは弱々しく感じられた。余力

が残っていなかったのか、精神的な脆さなのか。この辺りも課題の一つに上げ

られるであろう。

(W杯カタール2022一次リーグ、決勝トーナメント一回戦の結果)

決勝リーグ進出国を大陸別にみると、ヨーロッパ8、南米2、北中米カリブ1、

アジア3、アフリカ2で、アジアから3ヶ国が進出するのは史上初めてである。

開催国カタールの気候や開催時期の影響があったかも知れないが、アジアのレ

ベルが着実に上ったとみるべきであろう。ところがオーストラリア、韓国共々

決勝トーナメント一回戦で敗退し、ヨーロッパや南米の国との格差を痛感させ

られた。

2022年12月 2日 (金)

W杯一次リーグ・スペイン戦TV観戦記 2022.12.02

今年の流行語大賞がこれから選定されるならば、「三苫の1ミリ」が選ばれる

であろう。世界中が騒然となるほどの際どい判定であったが、勝利の女神は日

本チームに味方してくれた。角度によってはゴールラインを割っているように

も見えたが、VARによりインプレーが認められ、三苫のクロスを押し込んだ

田中碧のゴールが確定し、これが決勝点となった。続ドーハの歓喜だが、サッ

カー強国のドイツとスペインを破り首位で「死のグループ」を突破したのだか

ら、「ドーハの奇跡」と言うべきだろう。5BKで守備的に入ったにもかかわ

らず、早々にあっさり先制点を許してしまったが、ドイツ戦と同じく前半を1

失点で切り抜けたのが大きかった。堂安と三苫の投入で流れが変わり、後半早

々に堂安の目の覚めるような1発で同点に追いついた。ドイツ戦の同点ゴール

は三苫と南野で作ったチャンスに決めた、「ごっそさん」ゴールの観があった

が、この試合のゴールにより堂安の実力を再認識した。ゴールに至るまでのチ

ームプレーも素晴らしかった。左サイドから三苫や前田が相手GKにプレスを

掛け、たまらずに蹴り出したボールを、前半は右サイドで守備に追わていた伊

東が飛び出して競り勝ち、堂安につなぎ同点弾に結びついた。余韻の残る中、

数分後に飛び出したのが「三苫の1ミル」からの碧の勝越し弾であった。後半

途中から起用された冨安は本職の右SBの位置で安定感をみせ、終盤には遠藤

も投入されて逃げ切り、決勝トーナメントへの切符を手にした。E組のもう一

方のドイツ対コスタリカ戦の途中経過に動きがある度に、「このまま終わった

ら」の順位がころころ変わる展開はスリリングであった。日本が勝ち越した後

に、コスタリカも勝越して、その時点ではドイツとスペインが予選リーグ敗退

と云う大波乱含みの展開であった。最後はドイツが4-2でリードとの情報が

入り、日本は首位通過か予選落ちかどちらかの展開となっただけに、終了の笛

とともにサポーターとしても涙が零れるほど嬉しかった。

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