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2023年8月

2023年8月30日 (水)

川崎:札幌戦DAZN観戦記 2023.08.26

結果は2:2の引分だが、実態は完敗であった。特に前半はシュート0で攻撃

の糸口すら掴めないまま2失点してしまった。相手の得点が鮮やか過ぎ、とて

つもない強豪と対戦しているかの錯覚に陥った。後半立て直せるのか、フロン

ターレの底力を見せつけられるのか、期待と不安の中の後半10分に、瀬川に

代り入ったマルシーニョがDOGSOを誘発し相手の岡村が退場となり、俄然

有利になった。相手GKのビルドアップのミスパスを拾い脇坂が1点を返すと、

直後にはマルシーニョのゴールを横切るクロスから山根のボレーシュートが流

れ佐々木が押し込んで同点とする。以後攻勢に出るも勝ち越せずドローに終っ

た。前半はシュート0、後半も数的優位にもかかわらず勝ち越せなかった。実

質的に完敗であった。

2023年8月24日 (木)

川崎:広島戦DAZN観戦記 2023.08.19

前後半ともに立上りは広島の時間帯で、フロンターレは耐えきれず、攻勢に転

じる前の各15分経過のところで失点してしまった。前半はCKからピエロス

ソティリウのボレーで、後半は横浜FMから移籍のマルコスジュニオールにデ

ィフェンス陣が翻弄され右隅に決められてしまった。この選手とは横浜FM時

代から相性が良くないようだ。広島はその辺りを読んで後半最初から投入した

のかも知れない。逆にフロンターレ側は最大限の注意を払うべきであった。そ

んな中、フロンターレの前後半の同点弾はそれぞれ見るべきものがあった。終

了間際に失点して負けてしまったが、次につながるものと期待したい。(と思う

しかない)

2023年8月13日 (日)

川崎:神戸戦DAZN観戦記 2023.08.12

今シーズンの悪い流れを断ち切れないような試合であった。前半は互角の戦い

であったが終盤に攻勢に出たところで、ちょっとした不手際からパトリッキに

カウンター攻撃を喰らい抑えきれず、後追いの大南がファール。一旦はPKの

判定でイエローが出されたが、VARの結果ペナルティエリアの外との判定で、

限りなくPKに近いFK。大南はDOGSOにより退場。結局、このFKを大

迫に決められ決勝点の献上となった。PKの方がよかった、と云ってもルール

は変えられない。一人少ないフロンターレも後半必死に戦ったが、ゴールは遠

く、J1優勝の可能性も遥か彼方へと行ってしまった。

2023年8月 8日 (火)

川崎:G大阪戦DAZN観戦記 2023.08.06

神戸が下位の横浜FCに0:2の敗戦、横浜も浦和と引分けただけに、打合い

の末の3:4の敗戦は何とも惜しまれる。

マルシーニョが復帰しダミアンとともに先発に名を連ね、試合への入りは良か

ったので、13分にガンバの最初のチャンスで先制されるまでに決めておきた

かった。相変らずボールは持てるが奥深くまで中々侵入できない。ようやく脇

坂が抜け出して同点弾を決めたが、直後に高井のバックパスを拾われ失点して

しまった。これは大南がぼーとしていたようにもみえた。更にはシミッチのフ

ァールによるPK献上とチームが乗っている時には起こらないような失点が重

なってしまった。2点のビハインドは大きかった。

後半途中から交代で入った瀬川、佐々木、瀬古、山田新らで押せ押せムードの

波がきて瀬川が立て続けに2点押し込んだが、ここで一気に逆転迄行って欲し

かった。ガンバが同点直後に3枚代えで潮目を変えたこともあり、ゲームが落

ち着いてしまった。後は一発の勝負と思っていたが、最後のところでガンバの

方に女神が微笑んでしまった。CKからのダワンの一発は試合巧者ぶりにマー

クについた高井がやられた感じだ。神戸戦の大迫の同点弾もシミッチが外され

たものでCKの防御が課題だ。

 

2023年8月 3日 (木)

天皇杯4回戦川崎:高知ユナイテッドSC戦TV観戦記 2023.08.02

欧州リーグの強豪チームの来日と女子W杯や天皇杯が重なり、猛暑の中のサッ

カー観戦は夏休みなしである。

7月29日の川崎対Bミュンヘン戦はBS11で観戦。ブンデスリーガーの強

豪との戦ぶりが注目されたが、後半初めの5枚代えから次々に交代カードが切

られ終ってみれば、脳震盪の疑いの交代を含め何と都合23選手がピッチに立

った。この試合のレギュレーションを知らずに観たからかも知れないが、いさ

さか拍子抜けであった。試合はBミュンヘンが1:0の貫禄勝ち。

7月31日の女子W杯予選リーグのスペイン戦は格上相手への挑戦であったが、

堅守速攻の作戦が壺に嵌り4:0の圧勝であった。前半はシュート3本で3得

点と云う効率の良さであった。天皇杯3回戦でJ2の町田がJ1王者の横浜F

Mに4:1で圧勝したが、その町田が4回戦では新潟に0:1で敗退した。ト

ーナメント戦で良く起こるジャイアントキリング現象であり、なでしこも次戦

は油断できない。

さて前段が長くなったが、高知ユナイテッドSC戦は「試合に負けて勝負に勝

った」が実感である。相手はG大阪、横浜FCと連続してJ1チームを破り勢

いに乗っている。ジャイアントキリングの成功体験もあり自信も付けているだ

ろう。フロンターレ側は油断大敵とみたのだろう。3つ下のカテゴリーのチー

ムが相手とは思えないようなフルメンバーの先発陣で臨んだ。相手の作戦も十

分学習していると思われるが、現況のフロンターレの得点力不足が露呈したよ

うな展開で、ボールの支配率は圧倒しているが、相手守備ブロックの周りを回

す(回させられる)だけで、たまにクロスを入れても跳ね返されてしまう。逆

に高知側の狙いのカウンター攻撃が機能し、失点してもおかしくない場面が何

度もあり、先制されていたら敗けていたと思われる際どい勝利であった。結局

得点は瀬古のCKをストーンの瀬川がゴール前に流し、山田が強烈なシュート

を放ち、GKが弾いた零れ球を佐々木が押し込んだもので、流れの中での得点

ではなかった。J1でも下位チームとの対戦で良くみられる「攻めあぐむ」展

開であったが、取り敢えず勝ち上れた事を喜ぶべきだろう。

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