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2024年4月

2024年4月30日 (火)

川崎:広島戦DAZN観戦記 2024.04.28

前節の東京V戦も無得点に終り、4試合連続得点なしだ。今季J1昇格の3チームとの対戦を終え、

本来なら勝点9が期待されるところだが、勝点1しか獲得できないとは情けない限りだ。今節は好調

の広島とのアウェイ戦で、苦戦が予想される。自棄気味だが、「負けてもいいから点取ってくれ」と

言いたくなる。GKソンリョンの負傷で急遽上福元が起用された。BK陣は前節と同じ顔触れで、中

盤はボランチの橘田とIHの脇坂、遠野。右FWに家長が復帰し、CFのエリソンと左FWのマルシ

ーニョは前節通り。出だしから広島の攻勢に合い、上福元が必死のセ-ブで凌ぐ。ところが38分、

右サイドを上った佐々木から絶妙なクロスを入れられ、上福元のパンチングをかわした大橋に先制の

ヘッド弾を浴びてしまった。3BKの一人の持ち上がりと楽なクロスを許した守備は頂けない。町田

戦、C大阪戦に続いて右からのクロスに合わされた失点であった。相手スカウティングによりここを

狙われたような気もする。後半いきなりエリソンに代わってコバ悠が投入され驚いたが、ようやくフ

ロンターレの攻撃も回り始めた。頃合いの65分にゴール前の混戦からコバ悠が同点弾を押し込んだ

。これで無得点の重圧から解放されたのか、フロンターレの攻撃は活性化した。ところが10分後に

コバ悠が座り込んでしまうではないか。本人は無念であったと思うが、山田と交代した。歯車が回り

始めると不思議なもので、交代直後に相手GKのミスキック気味のボールがPペリアの直ぐ右に上り

、家長が体幹を生かしてキープし折り返すと、山田がファーストタッチで流し込んで勝越しに成功し

た。ところがその直後、自陣Pエリアでのクリアミスが相手に渡り、アーリークロスを加藤に頭で合

わされ同点とされてしまった。際と瀬川を下げ、復帰のジェジエウと瀬古を投入し、佐々木を右SB

に回して守りを固めた後だけに、勿体ないボールロストであった。その後一進一退の攻防も両者譲ら

ず勝点1を分け合った。 

2024年4月23日 (火)

川崎:東京V戦観戦記 2024.04.20

今節も等々力は絶好の観戦日和。元等々力の住人のヴェルディを相手に今節こそは、

との願いを込めて等々力に向ったが・・・

鬼木監督も現状を打破すべく模索中と思う。この日は左SBに際を起用し橘田はゼヒ

カルドとともにボランチへ。右のアタッカーには山田を起用して臨んだが、出だしか

ら昇格チームの勢いに押されたのかミスから守りであたふたしてしまった。前半は得

点の匂いが感じられなかった。後半盛り返しカウンターの惜しい場面があったが最後

のところで決め切れず。コバ悠、遠野、瀬古、家長、最後はゴミスまで投入し必死に

勝点3を獲りに行ったが、ゴールは遠かった。それどころか終盤はCKの波状攻撃を

受け、何とか守り切り勝点1を確保することがやっとであった。パスの精度が悪くミ

スにつながることが多いが、再三縦パスをカットされた場面をみると先に前に出られ

ていた。今は上手なプレーよりも「走りまわり」「動き回って」勢いを呼び込んで現

状を打破する必要がありそうだ。

2024年4月15日 (月)

川崎:C大阪戦DAZN観戦記 2024.04.13

前節のホーム町田戦は後半途中からの数的有利も生かせず無失点のまま敗戦。苦境を打開

したいところではあるが、今節はアウェイで勢いのあるC大阪との対戦だ。昨季に続き早

くもBK陣に故障者続出しジェジエウ、丸山、三浦はベンチ外で、BKの先発は右から瀬

川、大南、佐々木、橘田。ボランチに復帰の山本と瀬古、2列目が家長、脇坂、マルシー

ニョ、1トップにエリソン。相手のボランチには登里が起用された。鹿島戦で川崎からの

移籍選手FWの知念がボランチに起用された時と同じく驚かされた。フロンターレのサッ

カーを熟知した選手を攻守の要のポジションに起用するとは、相手チームは中々の策士だ

な、と感心させられた。その登里の活躍もあり試合開始からC大阪の勢いに押され防戦一

方だが、何とか凌ぎ切る。フロンターレ側の攻撃は寸断されて得点の匂が生れない。失点

の場面は相手の素早い仕掛けに対し一瞬棒立ちになって対応が遅れた。今のフロンターレ

にとって先に失点しまうことは重荷だ。イエローを貰ってしまったマルシーニョを早めに

遠野に替え、次いで山本、家長、エリソンに替えてゼヒカルド、コバ悠、山田を、最後は

脇坂に替えてヴェロンを投入したが、今節も無得点のまま敗戦に終った。ミスパスやパス

コースを読まれ簡単にカットされる場面も多々見受けられた。動きながら受けないからか。

打開策としては先ずは挑戦者の立場に立ち、好調の町田やC大阪の戦ぶりを謙虚に学ぶこ

とから始める必要があるのではなかろうか。

2024年4月10日 (水)

川崎:町田戦観戦記 2024.04.07

前々節に続き等々力のホームゲームは絶好の観戦日和。メイン・スポンサーが同じIT関連

の老舗と新興企業の対戦。老舗企業がレガシー・システムの資産を生かしつつ、新たなシス

テムへ衣替えの最中なのに、新興企業の方は斬新なサービスを引っ提げて新規市場を創出し

躍進している。試合前に同行者からこの試合の見どころを聞かれたのでこんな話を返した。

フロンターレはマルシーニョが出場停止。橘田、三浦もベンチ外で左SBに佐々木、ボラン

チに山本とゼヒカルド、左WGに山内がスターティングメンバーに名を連ねたが、連携はど

うか。前節の疲労残りも心配である。試合開始から町田の勢いに押され攻撃の糸口がみえな

いまま、30分過ぎに左サイドを突破されあっという間に先制点を許してしまった。その前

にジェジエウが太腿のあたりを気にしており、同行者と、早めに替えた方がよいだろう、と

話していた直後の失点であった。結局数分後にジェジエウは大南と交代したが、筋肉系のト

ラブルでないか気になるところである。川崎は前半終了間際になってようやく初のシュート

が出る始末。後半頭からゼヒカルドに替え瀬古、山内に替え遠野を投入し打開を図る。更に

は中頃に家長に替えコバ悠を投入。すると5分後、そのコバ悠が抜け出したところを相手G

Kの谷が引っ掛けて止めたプレーがDOGSOで一発退場。数的有利となり同点さらには逆

転の期待が高まるもついにゴールを割る事は出来なかった。痛い敗戦だ。町田はチームとし

てまとまっていたが、フロンターレは欠場者がいたとはいえミスパスも多く連携が不十分で

あった。

2024年4月 4日 (木)

川崎:横浜FM戦DAZN観戦記 2024.04.03

FC東京戦を快勝した勢いに乗り宿敵との神奈川ダービーも期待が膨らむ。前節機能したフォーメーション

変更を定着させる意味でも重要な一戦だ。マルシーニョが復帰したがベンチスタートでスターティングメン

バーは前節と変らず。試合の入りは互角であったが、前半途中から徐々に横浜FMペースとなり防戦に追わ

れる。度々のCKを先に合わされピンチが続く。クロスバーに当った場面が2度もあったがゴールラインは

割らせず何とか守り切って前半終了。終了間際に三浦が負傷し佐々木が入る。後半に入りフロンターレも立

て直しを図りイーブンの展開に持ち込む。後半途中ここぞとばかりに、遠野に替えてマルシーニョ、エリソ

ンに替えて山田を投入し攻勢に出る。さすがマルシーニョ、という場面もあったが、10分後にそのマルシ

ーニョが自陣の守備の時に勢い余って相手の足を踏んでしまい、VAR判定の結果一発退場となってしまっ

た。数的不利の中、時に攻めの姿勢もみせたが劣勢は免れず。残り10分で瀬古に替えて大南を投入し5-

-1のフォーメーションをとり、11分もの気が遠くなるようなADタイムも凌ぎ切り、勝点1を持ち帰

った。勝ち点3の欲しい試合ではあったが、数的不利の中2試合続けてのクリーンシート、アウエィ戦での

勝点1は評価できるだろう。

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