川崎フロンターレ2014開幕戦、第二戦
すっかりご無沙汰してしまった。病気でもなければ、サッカー観戦から退いた訳でもない。月並みではあるが、野暮用で忙しかっただけだ。
2014年の雨中の開幕戦を等々力で観戦した。第二戦は前半20分頃からTV観戦した。
どちらの試合も流れは悪くなかったが、試合の閉じ方が出来ていないため、引き分けと敗戦で終り、勝ち点3を失ってしまった。
神戸戦は力関係から云って当然、川崎が押し気味であったが、神戸にあっさり先制されてしまった。ところが直ぐに小林の同点弾が出て、次いで憲剛の角度のないところからの逆転弾が飛び出し、行け行けムードだ。こうなったら、大久保にも一発欲しい、と思うのがサポーター心理である。監督や選手も同じ思いだったのではないか。ここに落とし穴があったと思う。終了5分前には試合のたたみ方を考えるべきであっただろう。この日の大久保は調子が上がっていなかったし、他の選手も攻め疲れがみえていた。この時間帯に右サイドが手薄で突破されてしまうとは考えられない。その前にも突破され西部のセーブで何とか凌いだのだが、学習効果がなかったようだ。
広島戦は力が均衡した好試合であったが、最後に勝負に負けてしまった。川崎の先制点は鮮やかだったし、広島・佐藤の同点弾も年1度のスーパー・シュートであった。終盤押し込まれる時間帯が長かっただけに、ようやく川崎の時間帯になって行け行けどんどんになってしまったようだ。或いは前の試合で終了間際に失点したので、今度はこちらが得点してやろうと思ったのかも知れない。ジェシの一発レッドには疑問が残るが、ファールを取られたのは、ロスタイムでバイタル・エリアががら空きになっていたのが遠因である。
川崎らしい得点シーンは大歓迎だが、試合運びも勉強して貰いたいものだ。特に終盤に於けるピッチ上の選手の心理の分析と対策が必要であろう。